観てきたよ♪

September 29, 2012

ブラティスラヴァ世界絵本原画展

2012年9月29日(土)
楽しみに待っていた展覧会に出かけました。


千葉市美術館
で開催中(2012年9月8日〜10月21日)

ブラティスラヴァ世界絵本原画展ー広がる絵本のかたちー

BIB千葉市美術館  BIB千葉市美術館(裏面)


スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで開催される絵本原画展、Bienale ilustracii Bratislava Slovensko(文字の上に’が付いている文字が表記できず、正確ではありません!お許しを。)通称BIBは、2年毎に開催されますが、今回の展覧会には2011年におこなわれた第23回展の作品が展示されています。


BIBでは、各国で実際に出版されている本の原画が審査対象。ですから、本展示会でも原画ばかりでなく、実際に出版された書籍を手に取る事もできるのです!
これがまた楽しいのですよ


日本からの出品では、今井彩乃さんの『くつやのねこ』が子ども審査員賞を受賞なさっています子どもに最も支持されたということ素晴らしい賞ですねおめでとうございます



ちなみに、日本からの出品作は以下の13点です。

くつやのねこ
くつやのねこ


もりのねこ (えほんひろば)
もりのねこ


うちゅうたまご (こどもプレス)
うちゅうたまご


うらしまたろう (いまむかしえほん7)
うらしまたろう


そらのおっぱい (わくわくたべものおはなしえほん)
そらのおっぱい


むかしむかし (こどもプレス)
むかしむかし


のっぺらぼう (おばけ話絵本)
のっぺらぼう


にんぎょうげきだん
にんぎょうげきだん


BとIとRとD
BとIとRとD


気のいい火山弾 (ミキハウスの宮沢賢治絵本)
気のいい火山弾 


いそっぷのおはなし
いそっぷのおはなし


ちいさなおうさま
ちいさなおうさま


まよなかのゆきだるま
まよなかのゆきだるま

以上13点。見応えありますね。

「スロヴァキアのイラストレーションの現在」という展示も面白く、美しく、緻密さには圧倒されました。とても贅沢な装丁の書籍も並んでいて、言葉が理解できたならもっと楽しめるし、ずっと読んでいたいなぁ、と思いました。
これは、カバーの装丁デザイン。ピーターパンですね。
ピーターパン

*展覧会の詳細は、こちらをご覧下さい。千葉市美術館・展覧会情報
*出品リストもご覧になれます。出品リスト
 


原画と出版された本を見比べながら、それぞれを味わってまいりました。
あぁ、もう一度行きたいなぁ

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March 01, 2012

北緯36°線の風景

2012年3月1日(木)


上野の森

上野の森美術館で開催中の展覧会へ出かけました

小林豊展

小林豊さんの「日本画」と「絵本原画」の展覧会です。
会場には小林豊さんご本人も(奥様も!)いらして、つたない質問にさえ快く答えてくださいます。購入した絵本には、もちろんサインもしてくださいました♪ それはさておいても、とにかく良い展示でした!みせてもらえて本当によかった、と思える展覧会でした。

展覧会のテーマは
at 36° North Latitude 北緯36°線の風景

会場を入ってすぐの展示は、タイトル通り、この絵本の原画。印刷からは伝わらないような空気感も原画からは伝わってきて、すっかり魅入られてしまいます。(全体をご覧になる前に、まずはこの原画をみることをオススメします。より展示を楽しめるはず。)

えほん北緯36度線
えほん北緯36度線

その他、絵本原画はパグマン村の三部作。
せかいいちうつくしいぼくの村 (えほんはともだち) ぼくの村にサーカスがきた (えほんはともだち) せかいいちうつくしい村へかえる (えほんはともだち)

そして、最新作!
とうさんとぼくと風のたび 
あれ?まだ発売前のようです。画像が公開されていません。会場では購入できましたけどね。

小林豊「風のたび」

上のチラシにもあるように、『水が日本をつくり 風が日本を育てた いのちは地上を吹く風に宿るという』という言葉が、昨夏、佐渡(この本だいすきの会・第29回子どもの本と文化の集い)での講演会でお聞きした話と、私の中で重なってゆきました。お尋ねしてみると『これ(この本)は日本の36°線なんだよ。』のお答え。実際に風景をたどれるそうです。ラストシーンは琵琶湖ですって。大陸から吹きくる風の入り口です。


どの絵からも「風」「光」を感じました。
『日本画も絵本も同じなんだよ。』と小林さんがおっしゃる通り、共通のメッセージを感じます。実際、「せかいいちうつくしいぼくの村 」の一場面は日本画・絵本原画の両方がみられましたよ


会期は3月6日までです。どなた様もお急ぎくださいませ




続きを読む

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February 17, 2012

茨木啓子さんの朗読会

2012年2月15日(水)
銀座教文館ナルニア国

『子どもに語るアラビアンナイト』出版記念朗読会
朗読:茨木啓子さん
プログラム:
シェヘラザード
❶空飛ぶ じゅうたん
❷背中にこぶのある男
❸星のさだめ


1時間のプログラムは、授業時間で納まるプログラムにしようという配慮の元に組まれたもの。ピタリと絶妙なタイミングで和光の時計が鐘を打ちました。夢から覚めた心地がしました。


終演後の質疑応答の中で、茨木さんは『私にとっての朗読は、語り(ストーリーテリング)と同一の位置づけ。朗読の延長線上に語りがあります。』『本を持つと、字にとらわれてしまう。手離して語るほうが情景が見えてきます。私はいつも情景を見ながら語って行きます。』とおっしゃったのが印象に残りました。

お話を書くためには、何度も子どもに語って(読んで)みるそうです。もう30年は語り続けていらっしゃる とか。それでも緊張なさると、ハンカチを握り締める可愛らしい(シツレイ!)一面も見られました。



PCダウンのため、簡易な記録のみです。後日、改訂版を投稿しますのでお待ちください。



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February 07, 2012

大人のための「おはなし会」

2012年2月7日(火)

国際子ども図書館

国立国会図書館
国際子ども図書館 

大人ための「おはなし会」体験会
 に参加してきました。
大雨にもかかわらず、沢山の方が集まっていらっしゃいました。

今日の体験会では、1月実施のお話会プログラムをそのまま見せてくださいました。4歳児~小学1年生向けのプログラムです。


 プログラム

国際子ども図書館

1.わらべうた
 『 おてぶし てぶし 』
 (ビー玉を使って)

2.語り
 『屋根がチーズでできた家』

3.絵本
 くまのビーディーくん (フリーマンの絵本)
 くまのビーディーくん

4.絵本
 どうぶつのあしがたずかん (絵本図鑑シリーズ)
 どうぶつのあしがたずかん (絵本図鑑シリーズ)

5.手あそび
 『 さよなら あんころもち 』
 (自分のあんころもち、ぞうさんの、アリさんの、
 最後におみやげ作って、さようなら)


お勉強のつもりで出かけたのに、只々楽しんでしまいましたぁ
とってもいい時間でしたこちらは会場のお部屋環境も文句無しで、こんなお話会を届けたいと願う、一つの理想的な形がありました。
 
時計を見たら、ピタリ30分でした!
図書館員のオザワさんが、お一人でなさるプログラムでした。
私もいつかやってみたいなぁ、一人でじっくり向きあうお話会をね

図書館員の方には転勤もあるので、勤務なさっている方々が互いに学び合い、準備をして、子どもたちにお話会をなさっているそうです。「子どものためのおはなし会」は、毎週土・日曜日に開催されており、対象年齢により①4歳児~小学1年生と②小学2年生以上の2部制となっています。

お話会準備のための参考資料もご紹介いただいたので、記録しておくことにしましょう。

えほんのせかい こどものせかい
えほんのせかい こどものせかい

たのしいお話 お話を子どもに
たのしいお話 お話を子どもに

お話を語る (たのしいお話)
お話を語る (たのしいお話)

お話のリスト (たのしいお話 (1))
お話のリスト

子どもとお母さんのあそびうたえほん
子どもとお母さんのあそびうたえほん

にほんのわらべうた 全四巻
にほんのわらべうた 全四巻


体験会終了後は、展示「日本の子どもの文学」を見て帰りました。
(関連イベントの谷川俊太郎さんと宮川健郎さんの講演会にも申し込んでいたのですが・・・帰宅後抽選にもれたと知りがっかり あーぁ、残念。)

図書館内のカフェでひとりランチ
お得セット


おみやげは、ブランジェ浅野屋のパンダぱんです
ブランジェ浅野屋 - 料理写真:パンダ(ハーフ)
(写真は食べログから拝借しました 食べちゃったから~)





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December 03, 2011

ノースウッズの森 スライドトーク

2011年12月3日(土)

行って来ました

ねりま地域文庫読書サークル連絡会(こひつじ文庫)主催
大竹英洋さんのスライドトーク

ノースウッズの森で (たくさんのふしぎ傑作集) 
ノースウッズの森で (たくさんのふしぎ傑作集)

 寒くなると日本に帰ってくるという大竹さんは、10日ほど前に帰国されたばかりとか。今回は、12月に3回開催されるスライドトークの1回目です。こひつじ文庫さんの主催で、お話は子どもに向けてのものです。ノースウッズ(北アメリカ大陸の北部に広がる湖水地方)の四季について、スライドを見ながら話してくださいました。


【以下の写真は、全てナショナルジオグラフィック日本版HPより引用】
【「 」内は、スライドトークで大竹さんがお話ししてくださったこと】

 ノースウッズ 鹿の子
「春に森を歩いていて、偶然出会った鹿の子。 春は命の誕生の時。寝ているのかと思ったが、後から調べてみると、小鹿は外敵から身を守るために死んだふりをしていることがわかった。」



ノースウッズ 湖
「凪いでいる湖面は鏡みたい。風景が映りこんでいる。カヌーで進んでいくと、まるで空を飛んでいる気分だ。」




ノースウッズ りす
「赤リス。松ぼっくりが大好物。中の実だけを食べる。」




ノースウッズ 秋
「秋になると森は色とりどりになる。きれいに色が置かれていく。赤い実をつけているのはゴゼンタチバナ」



 愛らしい動物の写真も数多くありますが、大竹さんは動物写真家ではありません。お話をうかがっていて、ご自身の表現方法として「写真」(カメラを持つこと)を選ばれただけ、そして、たまたま表現方法の一つとして絵本があった、という印象を受けました。だからこそ、非常に豊かな広がりも感じるのかもしれません。(家に帰って絵本を見なおしてみて、写真を撮る視点がいいのかなぁと思ったりしています。)ずっとずっと注目していきたいと改めて思いました。
 参加者から、なぜノースウッズにこだわっているのか?という質問もありましたが、大竹さんとしては、話すと長くなる、しかも端折りたくない話なので、知りたい方はナショナルジオグラフィックのHPを御覧ください、ということでした。写真も掲載されていますのでオススメですよ!

ナショナルジオグラフィックの「Webナショジオ」の連載記事に注目! http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110518/270386/

 
大竹英洋さんのHP http://www.hidehiro-otake.net/index.html
大竹英裕さんのNews Blog http://hopnews.exblog.jp/ 

スライドトークに行くチャンスはまだあります!12月22日(木)立教大学にて。詳細は、大竹さんのNew Blogでご確認ください。


 スライドトークの後は質問コーナーがあり、お子さんたちが次々に質問していましたよ。スライドの最中にも笑い声があがったり、驚いたり感心したり、とても反応がよく、熱心な姿で聞いていたお子さんたちの様子が微笑ましいひと時でした。きっと豊かなものを受け止めていたのでしょうね。大人の私も豊かなものをいただいて帰りました。




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December 01, 2011

原画展のハシゴです。

2011年12月1日(木)

目黒区美術館での『DOMA秋岡芳夫展』をみた後は、青山へ向かいました。目的地は2つ、青山ブックセンターとクレヨンハウスです。原画展が見たくて、足をのばしました。


ABC
青山ブッックセンター本店

100%ORANGE 本の原画展 です。
サンタ


ブタベイカリー
絵本『ブタベイカリー』の原画。

『よりみちパン!セ』などもありましたよ。

SUNAO SUNAO こども東北学 (よりみちパン!セ)  みんなのなやみ (よりみちパン!セ)





クレヨンハウス
クレヨンハウス

酒井駒子さん 『ビロードのうさぎ』原画展です。

ビロードのうさぎ


どちらの展覧会も,書店の一コーナーに展示されていて自由に見られます。やはり原画で見ると印象がちがうもの。足を運んだ甲斐があるというものです。

せっかく出かけた青山なのに、駆け足で見て回ってしまいました。一つ思ったのは、今年のクリスマスデコレーションは、かなり控えめなのかしら?ということ。暗くなるまでいたのに、表参道のライトアップもないし・・・と思って調べてみたら、なんと明日からでした・・・私にしてはめずらしく勇み足。

全国各地でも、明日12月2日からイルミネーション点灯がスタートするようです。今年の灯りは、復興支援のための希望の灯りとなりますように












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暮らし方を見つめなおそう!

2011年12月1日(木)

今日から師走。
時折冷たい雨のふる、グレーな一日。久しぶりに目黒まで出掛けました。目黒は、かつて仕事をしていた場所。もっと遡れば学生時代の教授のお住まいがあった場所…何度か訪れたお宅には、もう主はないのですが…、没後14年にして展覧会が開催されるというのです!エライぞ目黒区美術館!!

懐かしさいっぱいのお出かけとなりました

しかし、目黒駅さえ私の記憶のものとは変わっていて、ホームで迷子になりそうになってしまった~ ま、いい年の大人なので何とかして、いざ美術館へ。途中、権現坂には沢山ののぼりがあがっていました。目黒川のほとりにもポスターが掲示されています。


のぼり ポスター 目黒区美術館


目黒区美術館展覧会

DOMA 秋岡芳夫展

『モノへの思考と関係のデザイン』 展覧会概要




秋岡芳夫(あきおかよしお)(1920-1997)
童画家、工業デザイナー、生活デザイナー、木工家、プロデューサー、道具の収集家。


 私は学生時代に秋岡先生に出会いました。暮らしの中のモノとヒトの関係、モノを大切に使い、楽しく暮らす術を教えて頂きました。先生の講義には心酔していましたし、何より制作が楽しかったなぁ。鉛を埋め込んだ竹とんぼも作ったっけ。目黒のDOMAにも、中野のモノ・モノのもご一緒させていただいたのは、何とも楽しい時間でした。あぁ、お酒を囲む時間が好きになったのは、その経験からに違いない!たった今、気付きました

 それに、先生が童画家になりたかったことは全く知りませんでした。初山滋さんに師事なさったのですね。今の私が私が絵本のことや子どもの環境について考えるのに通じている気がして…、嬉しい発見でした

 先生とご一緒させていただいたのは、学生時代のわずか2年間でしたが、あれからずっと敬愛申し上げておりました。今となっては、お目にかかってお話はできませんけれど、改めて著作に教えを請いたいと思います。だって、先生が形として残されたモノや活動は今も息づき、今の時代に必要とされていますもの。

 是非、皆さんもお手にとって御覧ください!図書館で検索すれば必ずヒットします


[主な著作]
  • ABCの歴史(挿絵) (さ・え・ら書房)
  • あそびの木箱 (淡交社)
  • いいもの ほしいもの (新潮社)
  • 木と漆 (文化出版局)
  • 木のある生活(ティビーエス・ブリタニカ)
  • 暮しのリ・デザイン (玉川大学出版部)
  • 暮しのためのデザイン (新潮社)
  • 工房生活のすすめ (みずうみ書房)
  •  木 しらき(玉川大学出版部・玉川選書)
  • 食器の買い方選び方 (新潮社・とんぼの本)
  • 新和風のすすめ (佼成出版社)
  • 住 すまう(玉川大学出版部・玉川選書)
  • 竹とんぼからの発想 (講談社)復刊されました!
  • 創 つくる(玉川大学出版部・玉川選書)
  • デザインとは何かー伝統美と現代 (講談社現代新書)
  • 伝統的工芸品とデザイン (伝統的工芸品産業振興協会)
  • 日本の手道具 (創元社)
  • 木工-指物技法 (美術出版社・新技法シリーズ)
  • 木工道具の仕立 (美術出版社・新技法シリーズ)
  • 木工入門樹の器 (講談社)
  • 割ばしから車まで (柏樹社)復刊されました!


割ばしから車まで
割ばしから車まで


竹とんぼからの発想 手が考えて作る

竹とんぼからの発想 手が考えて作る


暮らしと器―日々の暮らしに大切なこと
暮らしと器―日々の暮らしに大切なこと
この一冊は、秋岡先生とグループモノ・モノの一員として活動なさってきた山口泰子さん著。秋岡先生のお考えがよくわかる一冊。毎日の暮らしで愛用するモノたちのことが、わかりやすく書かれていますのでオススメ。

モノ・モノにも是非足をお運びください。
 http://www.monomono.jp/


ここからは、オ・マ・ケ


目黒川 目黒川
目黒川の紅葉の様子です。両岸の桜の樹が紅葉していました。

アルコタワー
ここは、かつてのお勤め先。
ここから、坂を下り目黒通りに突き当たったところにある中国ラーメン店「揚州商人」。まだあった!という懐かしさに素通りできず、立ち寄ってしまいました。

no title
ワンタン麺(醤油味・刀切麺)
今はいろいろなメニューが人気らしいけれど、元々このワンタン麺が有名だったのよ。麺も太さは選べなかったよね。そのお味は…、懐かしくホッとする味でした


そして今日のおみやげは「玉川屋」さんのどら焼き
玉川屋(目黒)  バタどら
切ってみると、「バターどら焼」は緑がかっっていますよ。冨貴豆の餡なんです。「黒糖どら焼」は小豆餡。皮に(たぶん)入っている味醂の風味がほのかに香って、美味しいどら焼でした。
このお店にも古い記憶だけでたどりつけたのです。よかったよかった。おいしい記憶は忘れないのよねぇ。そうそう、店頭の栗蒸し羊羹があまりに美味しそうで、その場で口に入れたくなりました 


今日のお出かけは、まだまだ続きます。
この後、青山へ・・・  続きはコチラ











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November 03, 2011

SWAN LAKE

2011年11月3日(木)文化の日

白鳥
ロシア国立
サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ
日本公演2011 『白鳥の湖』


ティアラ江東での公演を観てきました。

[配役]
オデット/オディール:スヴェトラーナ・スミルノーワ
王子:ユーリー・ミーロフ
ロッドバルト:イリア・オシポフ
道化:セルゲイ・フェドーコフ
パ・ド・トロワ:アレキサンドル・アバトゥーロフ
  アレキサンドラ・バーディナ
  アンナ・ボロドゥーリナ
大きい白鳥の踊り:アンナ・イグナチエワ
   アンナ・ナウメンコ
ダリア・マカロワ
小さい白鳥の踊り:ルイーザ・ガリエワ
アレクサンドラ・バーディナ
ナタリア・イヌシキナ
アンナ・ボロデューリナ


 今日はティアラ江東公演のみの特典として、リハーサル見学ができるというので、バレエ教室の子を引率して出掛けました。リハというよりはレッスン風景と場当たりでしたが、プロも基本的には同じ事をしているのだぁ、という印象。ただ、肉体の美しさは別格ですね!

 開演前には、芸術監督アンドリアン・ファジェーエフ氏のプレトークも。

 さて、公演はというと・・・と語れるほどの知識はまるでなく、全くの素人の印象しか記せないのですが、メモしておくことにします。
  • 白鳥の湖は、やはりチャイコフスキーの音楽があってこその舞台。曲の美しさや豊かさを改めて感じました。(音源が録音だったのが残念。)
  • 白鳥たちが登場するシーンには躍動感さえあって、白鳥の羽ばたきが聞こえてくるようでした。今まで見た白鳥は、ひたすら静かで幽玄なイメージがあったけれど、私は今日の踊りのほうが好き。
  • それにしても、トゥシューズの足音が聞こえない。コツコツいうことがありませんでした。
  • スヴェトラーナ・スミルノーワは、オデット=白鳥のイメージにぴったり。そのぶんオディールには少々物足りないことは否めません。とはいえ、素晴らしかったですよ。(同席していた我が子に尋ねると、自分が踊るなら断然オディールなんですって。私ならオデットだな…って、誰も観たくないですね。)
  • 舞台装置も衣装も、特別に豪華ではなかったけれど、とても雰囲気が良かったし、世界観が表れていたと思います。
  • 全体の印象は、観てよかった~♪ もっともっとバレエを観に行きたいと思いました。

黒鳥




こちらは、ティアラ江東より、スカイツリー方面を望んだところ。猿江恩賜公演の木々も色づきはじめています
ティアラ江東





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August 18, 2011

なつやすみ④

2011年8月18日(木)

被災地福島へ、喜多方ラーメンを食べに行くぞ~ !
被災地に足を運び、自分の目で観ること、そして現地でお金を使うこと、
これも支援のひとつの形なのだ~!

と、昨夜は話していたのですが・・・疲れが出てしまい朝寝坊・・・今日は断念。


そこで、やりたいことリスト美術館へ行こう を実行することにしました。
行き先は、東京都現代美術館 です

 東京都現代美術館 MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO 
美術館正面玄関   メインエントランス



そして、お目当ての企画展はこちら

imgl

名和晃平ーシンセシスー
行く前は、難しいかしら?と思っていましたが、そんなことは全くありませんでした
とにかく、先入観なく、観て、感じて欲しい、そんな展示です。
だから、感想も書きませんけれど、足を運んで良かった~!

名和晃平さんは、ずっと注目していきたい人になりました。

  展覧会公式HP
  名和晃平さんのHP Kohei Nawa 
  創作のためのプラットフォームHP SANDWICH

 

今日は美術館の中のレストラン・カフェも満喫。

content restaurant(コントン)でランチ。
現在開催中のフレデリック・バック展にちなんだランチをいただきました。
      バック展は見なかったのですけれどね 
 
ランチ su-pu 
ベジタリアンだったというフレデリック・バックにちなんだメニュー。
レンズ豆のスープはホッとする味わいで、やさしく体にしみこみました

レストラン内では、平尾香さんの個展「garden」を開催中。
 kao-thumb
本の装丁などをなさっているので、名前は知らなくても、目にしたことがあるかも
手がけた書籍などは、自由に手にとって観ることができます。
お食事の合間にも、お楽しみのあるレストランです

  平尾香さんHP Kao.Hirao



ーシンセシスーを観たあとは、ティータイム

Càfê Hai(カフェ・ハイ)にて
ベトナムスタイルのカフェです

hai
 
ロゴもメニューメニューも可愛いでしょ?
ハノイ hanoi メニュー


フォー チェー フォーとチェーです

   

こんなにも一つの美術館内で過ごしたのは初めてでしたが、
いいものですね今度は図書室にもいってみようっと


さて、帰りはスカイツリーの真下を通って帰りました

スカイツリー ツリー真下

大きすぎて、ちょっと怖いくらいです



















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July 08, 2011

パウル・クレー展

2011年7月8日(金)

東京国立近代美術館で開催中のパウル・クレー展に行ってきました。
早く行かないと終わっちゃうとソワソワしていたので、
ほとんど発作的に、突然に、出かけてしまいました


パウル・クレー
おわらないアトリエ   展覧会Web Site PAUL KLEE

クレー

日本でも多くのファンを持つ、スイス生まれの画家パウル・クレー(1879−1940)。
本展では「アトリエ」と「創作の技法」をキーワードに、具体的にクレーが作品を
どのようにつくったのかを紹介し、その創造的な制作過程を明らかにします。
スイスのパウル・クレー・センターが所蔵する作品を中心に、日本初公開作品を
数多く含む約170点で構成される、国立美術館として初めてのクレー展です。



美術展では、いわゆる完成形としての作品をメインとして展示するのが普通
ですから、上記の紹介にあるように、「作品を作る過程」をクローズアップして
いる展覧会は、とても珍しいですね。面白い展示でした。
もちろんPaul Kleeだからこそ、出来たのでしょうね。

難しい事はわからないのですが、
クレーの作品詩的だし、詩がよく似合うと思っています。

この本の影響かもしれませんクレ-の絵本 (講談社ARTピース) クレーの天使 (講談社ARTピース)


そして、色づかいが魅力的
特に《花ひらいて》は、色づかいといい、デザインといい、心底大好き。

だから、買っちゃいました~!中央のタイプ クレー展にて
それと、同じ柄のTシャツも!
お家に帰ってからも、しばらくは身近に感じられそうです。


この本もおみやげに もっと知りたいパウル・クレー―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)もっと知りたいパウル・クレー―生涯と作品
もう少し、クレーの世界に浸ってみることにいたします



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