【中学校】朝の読みがたり

March 08, 2013

中学3年間の読みがたり記録

 我が子の通う中学校では、10年以上も前から「朝の読みがたり」が続いています。私は2年前から加えていただいて活動してきました(参加当初の記事はコチラ)。毎回、メンバーが本を持ち寄り、その中から選書していくのですが、学年行事や季節などに合わせて選ばれています。
 今日紹介するのは、この春卒業する3年生が在校中に読んでもらった本の一覧です。

【1年生のとき ー2010年度ー】
1学期
おきなわ 島のこえ―ヌチドゥタカラ(いのちこそたから) (記録のえほん (3))
おきなわ 島のこえ―ヌチドゥタカラ


2学期
 レオナルドと空をとんだ少年 (アンホルトのアーティストシリーズ)
レオナルドと空をとんだ少年 


3学期
黒グルミのからのなかに
黒グルミのからのなかに


【2年生のとき ー2011年度ー】
1学期
牛をかぶったカメラマン―キーアトン兄弟の物語
牛をかぶったカメラマン―キーアトン兄弟の物語 


2学期
じぶんの木 (えほんのぼうけん 8)
じぶんの木 


3学期
風切る翼
風切る翼 


【3年生のとき ー2012年度ー】
1学期
アンネの木
アンネの木 


2学期
しあわせの石のスープ
しあわせの石のスープ 


 以上、全8冊。子ども達の心に、何が届いたでしょうか。
とても良く聞いてくれる子ども達でした。真っ直ぐに見てくれる眼差しも好きでした。陰では「時間がつぶれるから黙っているだけ」「本当は聞いてないよ」などの子ども達の本音も聞こえてくるのも現実ですけれど、そんなことは洟から承知の上ですもの、聞こえないふりをしています。その場では反抗している子も、ずっと後になって思い出すこともあるでしょう?本ってそういう部分があるものです。

 全部ならべてみると、私自身も読んでない本がありました「我が子の読んている本は、出来る限り自分も読むこと!たとえ漫画でも!」とは、某先輩からいただいた言葉ですが、これらの本は目の前にいる子ども達のために選ばれた本ですもの、なおさらの事、必ず読んでおきたいと思います
 
 今春は、私も卒業生の母ですつまり、我が子が読んでもらった本の記録でもあるのです。読みがたりしてくださった皆様、サポートしてくださる先生方に、心より感謝申し上げます 
これからも、この活動が続いていきますように

 

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March 07, 2013

中学生への読みがたり


2013年3月7日(木)
我が子も通う中学校で、今年度最後の「朝の読みがたり」がありました。 
学期毎に1回、学年毎に全クラス同一の本を届けています。
(3年生は、受験・卒業準備と重なるため、今学期はありません。)

本日お届けした本は・・・
【1年生】
どうぶつさいばん ライオンのしごと
どうぶつさいばん ライオンのしごと


【2年生】
よみがえれ、えりもの森
よみがえれ、えりもの森 

  私は2年1組で読みました。
この本は実話です。えりも岬の緑化事業をめぐるお話です。出版されたのは2003年のこと。本文中には50年たったとありますが、現在は2013年 で、緑化事業も昨年度60周年を迎えています。内容は、作者の本木洋子さんの「あとがき」に集約されていますので、そのままご紹介させてください。

(以下、作者「あとがき」より転載) 
 いま、アフリカや中国、アジアの国々で、緑をとりもどす活動が活発におこなわれています。人間が、自分たちが生きるために壊しつづけてきた森を、よみがえらせようという活動です。緑にあふれた日本にいると気づきませんが、わたしたち人間は、世界中の森をものすごいスピードで壊しつづけているのです。
「えりも砂漠」ききなれない言葉です。開発によって、明治時代の終わりまでには、海岸沿いの広大な森を失い,砂漠化したえりもの町は、そういわれました。
 この物語は、ふるさとをすてようとまで追いつめられたコンブ漁師たちが、長い年月をかけて森を再生して来た実話です。住民の側から描いていますが、国と住民が一体となって取り組んだ緑化大事業でした。いちど失った自然をとりかえすことが、どれだけ大変なのか、えりもの人たちが教えてくれたように思います。ー以下省略ー


 読んでいて、受け取るメッセージがあまりにも多いので、子ども達に伝えきれるかドキドキしてきました。単なる環境問題とか、運動の記録にとどまらない、人の情とか、政治とか、自然の偉大さなどが伝わってくる一冊です。
 選書してから当日まで、何度も音読練習するのはもちろんですが、内容についての情報収集もして、ある程度の予備知識を入れてから望んでいます。今回、事前準備のために手にした本を記録しておくことにします。(参考程度の本も、熟読した本も混在しておりますが一律に。)

えりも砂漠を昆布の森に: 森が育てる豊かな海(自然を守る)
えりも砂漠を昆布の森に: 森が育てる豊かな海

えりもの春―木を植えた漁師たち50年の闘い
えりもの春―木を植えた漁師たち50年の闘い

プロジェクトX挑戦者たち第2期 8 えりも岬に春を呼べ 

漁師さんの森づくり -森は海の恋人-
漁師さんの森づくり -森は海の恋人- 

日本<汽水>紀行―「森は海の恋人」の世界を尋ねて
日本〈汽水〉紀行―「森は海の恋人」の世界を尋ねて

ワンガリ・マータイさんとケニアの木々
ワンガリ・マータイさんとケニアの木々 

木を植えた男
木を植えた男 

森が海をつくる―ジェイクのメッセージ
森が海をつくる―ジェイクのメッセージ 

森はだれがつくったのだろう?
森はだれがつくったのだろう? 



 さて、子どもたちは何を受け止めてくれでしょうか。





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December 08, 2011

中学生への読みがたり

2011年12月8日(木)朝8:20~8:35

 今日、中学校での読みがたりデビューしました
一中では、年に3回、朝の読みがたりの時間があります。読んでいる人は、在校生が小学生の時からお話を手渡してきた父母の皆さんです。すでに10年程の歴史のある活動です。

 読みがたりの日程は、学年ごとに全クラス同一日。(今日は1・3年)
 時間は、朝8時20分~8時35分の15分間。
 読むのは絵本。学年ごとに全クラス同一です。 

 一月程前に、学校の図書室に集まり、選書しています。持ち寄った本を紹介し合い、数冊に絞りこんだら実際に読み語りをして時間をはかり、さらに絞り込んでゆきます。決定後は、世話役の方が中心になってクラスの数だけ本を手配して、担当者に配布し、導入などの指導もしてくださるのです。あとは、担当者が各自読み込んで本番に向かいます。
 また、本番の後は、校長先生・図書担当の先生・司書さんも交えて反省会をしています。

 しっかりした準備と反省があるからこそ、しっかりとお話を手渡せるのですね。


 今回お届けする本は、
1年生(12/8)
パパが宇宙をみせてくれた
パパが宇宙をみせてくれた

2年生(12/15)
じぶんの木 (えほんのぼうけん 8)
じぶんの木 

3年生(12/8)
ぜつぼうの濁点
ぜつぼうの濁点

 私は3年生に読みました。いよいよ受験シーズンに突入してきた3年生に読みたい、と思い選んだ本です。「ぜつぼう(絶望)」の濁点が、最後には「きぼう(希望)」の濁点となるなんて、お話の展開もいいと思ったのです。一見面白い本、実は奥深く哲学的とさえ言える本です。

 さらに、世話役のAさんが選んでくれた詩も朗読。

 絶望から
 希望へ
 闇から
 光へ
 自己を
 変えて
 生きて
 ゆこう

   坂本真民・作(かまくら・円覚寺の石碑に刻まれている詩)

 
 そして、もう一遍。
今回で中学生最後の読みがたりとなった3年生へ、はなむけとして選んでくださった詩です。私は、「皆さんへの応援メッセージとして読みます。」と紹介しました。

 「タンポポ」坂本真民

 踏みにじられても
 食いちぎられても
 死にもしない
 枯れもしない
 その根強さ

 そしてつねに
 太陽に向かって咲く
 その明るさ

 わたしはそれを
 わたしの魂とする

 

 反省会の中では、校長先生から「3年生は大変な緊張の中にいて、心が解放されていない。心が穏やかになれる時間が持てることはいいことだ。朝読書のブームもあったが、その本当の目的は、気持ちが穏やかになり、一日を落ち着いて過ごせることだろう。」という言葉もいただきました。



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