April 22, 2013
学童おはなし会
I小学童・Bクラス 2013年度・第4回(通算114回)
【 日 時 】2013年4月22日(月)14:00~
【 対 象 】Bクラス 1〜3年生 18名(1年6+2年10+3年2)
【スタッフ】Yさん・Maia
【プログラム】
1.わらべ唄(Yさん)
『でこやま でこちゃん』
でこやま でこちゃん いたずらで
けむしを 2ひき つかまえて
ちょうちょの はねを ひっぱって
おはなを ぺちゃんと ふんずけて
アッカンベーして にげちゃった ぶー
2.絵本(Yさん)
おひさまをほしがったハヌマン
―インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より
3.絵本(Maia)
バナナのはなし
4.絵本(Maia)
皇帝にもらった花のたね
【memo】
- 20日(土)がオープンスクールだったので、今日は振替休業日
。学童Bクラスの出席者も、通常の半分程です。1年〜3年まで計18名の参加でした。私達がお教室に着いた時には、皆でドラえもんのビデオを見ていましたよ。( 食後の一休みだったようです。)
外遊びに出たくウズウズしている子もいて、「今日は短くして!』なんて言っていたのですが、お話 が始まると見事に集中していました。絵を見たくて、少しずつ前に にじり寄ってくる子もいて、かわいいものです。
- 全体を通して、一番印象的なのは、大変静かで落ち着いているという事。
先週担当の方も同様の報告をくれましたが、本当に、無駄なツッコミもなくなり、とてもよくお話を楽しんでくれています。 - 『おひさまをほしがったハヌマン』は、インドの昔話。
とても人間臭い神様、ハヌマンのお話です。Yさんは語りにも使われますが、今日は絵本で。インドらしい雰囲気にあふれる絵も魅力的でした。 - 物語が続かぬよう、合間にかがくの絵本を一冊。
『バナナのはなし 』とても身近な果物なのに、新しい発見がたくさんある絵本です。(私の大好きな一冊。かがくのとも月刊誌から、最近ハードカバーになりました。) - 『皇帝にもらった花のたね 』は中国の昔話です。
導入として、表紙をみせて、花の名前を知っているか尋ねてみると
・・・答えられません
そこで、質問を変えて、見た事はないかときいてみると
・・・校庭の土俵の上に咲いている、と答えてくれました(3年女子)
そうそう、藤の花ですよ
すると、◯◯公園で咲いてるよ〜、などの声も上がりました。
読み始めると、細かな絵にも注目しながら、お話の世界を楽しんでくれているのを感じました。 - 藤の花が校庭に咲いていると答えてくれた女の子は、『私、本だ〜いすき♡ 一番長い本を読んで!』と言ってくれました。
嬉しいな〜
普段は1年生にしか読めないけれど、待っていてくれるのですね。そういえば、今日も一番前の一番真ん中に座って聞いてくれたっけ。
とてもいい笑顔でした
April 17, 2013
新刊絵本
4月17日(水)読みがたり絵本の勉強会
本日の勉強会テーマは『新刊絵本』
長い間読み継がれて来た本には、安心して伝えられる魅力があります。参加メンバーと学ぶ中で、その魅力は再確認して来ました。そこで、選ぶ目が育っているメンバーだからこそ、新刊絵本からどのように選んでいるのかお聞きしたくて、このテーマを設定しました。ひと言で新刊というと莫大になりますので、この5年間に出版された絵本に限定して持ち寄ることにしました。
【本選びのヒント】
年間2000冊以上もの新刊絵本が発行されているそうです。ということは、単純に考えるとこの5年で一万冊にものぼるということ!その中から、参加メンバーは何をヒントに選んでいるのでしょうか?お尋ねしました。
「この本だいすきの会」で得た情報
例会で仲間から教えてもらった本、
小松崎進先生に読んでいただいた本、
講演会で紹介された本、
通信の情報(特に、大西紀子先生の記事)、
から教えてもらう事が多いという意見が多数。
書店にマメに足を運ぶこと
本屋にマメに通っていると、世の中のうねりのような本に出会える。
(例えば、「あさになったのでまどをあけますよ 」)
また、児童書専門店が頼りになる。
(例えば、たんぽぽ館(閉店)、銀座教文館ナルニア国など)
新聞記事を参考にする(児童書紹介・広告)
図書館司書さんから得る新刊情報
ネットから情報を得る
こひつじ文庫のブログ・・・信頼のおける情報源です!
絵本ナビ・・・インタビューや試し読みを参考に。
情報誌・雑誌を参考に
【紹介された絵本】
参加者7名の持ち寄った本は、見事に一冊も重なりませんでした。もちろん、あまりに定番になった本や、きっと誰かが持ってくると思い持参しなかった本もあります。唯一、参加者共通の観点は「子どもたちに届けたい本」ということです。
以下、順不同・無分類に紹介します。ほんの一例としてご覧ください。
(画像があるものは、子どもたちへの読みがたり実践があるものです。)
じぶんの木
ばあちゃんのおなか
赤いポストとはいしゃさん
おとうさんのちず
これは本
あさになったのでまどをあけますよ
ひまわりの おか
どーんちーんかーん
いまむかしえほん (5) かちかち山
いまむかしえほん (10) ききみみずきん
皇帝にもらった花のたね [大型本]
1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし
王さまライオンのケーキ はんぶんの はんぶん ばいの ばいの おはなし
トラのじゅうたんになりたかったトラ
もっかい!
きょうのごはん
バナナのはなし (かがくのとも絵本)
もっといろいろ ばあ
ひめねずみとガラスのストーブ
チェロの木
6わのからす
はまべにはいしがいっぱい
ピンクのれいぞうこ
絵本はだしのゲン
【小松崎進先生のお話】
小松崎先生も同席してくださいました。さらに、私達参加者と同様に本選びについて語り、絵本を紹介してくださいました
先生ご自身は、奥様が店主をつとめられた「たんぽぽ館」(2012年3月惜しまれながら閉店)で新刊情報を仕入れることが多かったそうです。現在は、お仲間の編集者さんや作家さんが送ってくれる本で、新刊に出会っていらっしゃるとか。雑誌「こどものしあわせ」で、新刊紹介のコーナーも担当なさっています。
印象的だったお言葉は、
『実践が積み重なり、適切な本がわかる』
実践がなければ、客観的な評価しかできない、とおっしゃったことです。
私どもは、先生から紹介いただいた絵本は間違いなくいい本だと実感しているので、その先生さえも『実践』ありきとおっしゃるのが、心に突き刺さりました。
本日紹介して下さった本は3冊。
ひっつきむし
あそびたいものよっといで
ゴナンとかいぶつ
今日の例会も、とても楽しかったです
絵本を囲む時間って、本当にいいものです。
最後に、今お気に入りの本の、お気に入りの一文を紹介します
絵本は、どんな時代にあっても、希望のかたちだと思っています。
この新世紀の絵本たちも、読者の心にじっくり根を下ろし、
ゆっくりロングセラーになったらいいなと願っています。
広松由希子著『きょうの絵本 あしたの絵本』あとがきより
本日の勉強会テーマは『新刊絵本』
長い間読み継がれて来た本には、安心して伝えられる魅力があります。参加メンバーと学ぶ中で、その魅力は再確認して来ました。そこで、選ぶ目が育っているメンバーだからこそ、新刊絵本からどのように選んでいるのかお聞きしたくて、このテーマを設定しました。ひと言で新刊というと莫大になりますので、この5年間に出版された絵本に限定して持ち寄ることにしました。
【本選びのヒント】
年間2000冊以上もの新刊絵本が発行されているそうです。ということは、単純に考えるとこの5年で一万冊にものぼるということ!その中から、参加メンバーは何をヒントに選んでいるのでしょうか?お尋ねしました。
「この本だいすきの会」で得た情報
例会で仲間から教えてもらった本、
小松崎進先生に読んでいただいた本、
講演会で紹介された本、
通信の情報(特に、大西紀子先生の記事)、
から教えてもらう事が多いという意見が多数。
書店にマメに足を運ぶこと
本屋にマメに通っていると、世の中のうねりのような本に出会える。
(例えば、「あさになったのでまどをあけますよ 」)
また、児童書専門店が頼りになる。
(例えば、たんぽぽ館(閉店)、銀座教文館ナルニア国など)
新聞記事を参考にする(児童書紹介・広告)
図書館司書さんから得る新刊情報
ネットから情報を得る
こひつじ文庫のブログ・・・信頼のおける情報源です!
絵本ナビ・・・インタビューや試し読みを参考に。
情報誌・雑誌を参考に
【紹介された絵本】
参加者7名の持ち寄った本は、見事に一冊も重なりませんでした。もちろん、あまりに定番になった本や、きっと誰かが持ってくると思い持参しなかった本もあります。唯一、参加者共通の観点は「子どもたちに届けたい本」ということです。
以下、順不同・無分類に紹介します。ほんの一例としてご覧ください。
(画像があるものは、子どもたちへの読みがたり実践があるものです。)
じぶんの木
ばあちゃんのおなか
赤いポストとはいしゃさん
おとうさんのちず
これは本
あさになったのでまどをあけますよ
ひまわりの おか
どーんちーんかーん
いまむかしえほん (5) かちかち山
いまむかしえほん (10) ききみみずきん
皇帝にもらった花のたね [大型本]
1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし
王さまライオンのケーキ はんぶんの はんぶん ばいの ばいの おはなし
トラのじゅうたんになりたかったトラ
もっかい!
きょうのごはん
バナナのはなし (かがくのとも絵本)
もっといろいろ ばあ
ひめねずみとガラスのストーブ
チェロの木
6わのからす
はまべにはいしがいっぱい
ピンクのれいぞうこ
絵本はだしのゲン
【小松崎進先生のお話】
小松崎先生も同席してくださいました。さらに、私達参加者と同様に本選びについて語り、絵本を紹介してくださいました
先生ご自身は、奥様が店主をつとめられた「たんぽぽ館」(2012年3月惜しまれながら閉店)で新刊情報を仕入れることが多かったそうです。現在は、お仲間の編集者さんや作家さんが送ってくれる本で、新刊に出会っていらっしゃるとか。雑誌「こどものしあわせ」で、新刊紹介のコーナーも担当なさっています。
印象的だったお言葉は、
『実践が積み重なり、適切な本がわかる』
実践がなければ、客観的な評価しかできない、とおっしゃったことです。
私どもは、先生から紹介いただいた絵本は間違いなくいい本だと実感しているので、その先生さえも『実践』ありきとおっしゃるのが、心に突き刺さりました。
本日紹介して下さった本は3冊。
ひっつきむし
あそびたいものよっといで
ゴナンとかいぶつ
今日の例会も、とても楽しかったです
絵本を囲む時間って、本当にいいものです。
最後に、今お気に入りの本の、お気に入りの一文を紹介します
絵本は、どんな時代にあっても、希望のかたちだと思っています。
この新世紀の絵本たちも、読者の心にじっくり根を下ろし、
ゆっくりロングセラーになったらいいなと願っています。
広松由希子著『きょうの絵本 あしたの絵本』あとがきより